廃棄コンテナ

産廃としての生き方と呪詛

上手くできない

人間としての生活ができない。

できないこともないけれど、上手くできない。

 

例えば「朝起きて仕事に行く」

私は工業高校を卒業してすぐ工場へ就職した。

しかしまあ朝出勤したら帰るのは夜が更けてから。残業まみれの日々だった。

もともとそんな感じはしていたけれど、やはり私は脳ミソと身体が同期しないタイプの人間だった。

頑張れば頑張るほど気が張り、頑張らなければいけないのに身体が上手く動かせなくなって、次第に脳ミソまでずるずると機能しなくなっていく。

「朝起きて仕事に行く」という当たり前ができなくなっていくのだ。

 

そしてバチクソにホワイトと噂の化学工場へ就職するも規律や空気を守ることが上手くできずに早々に退職。

 

田舎のラウンジでウェイトレスをはじめました。

これが身体に合うんですよ。

正直、人と喋ることが嫌いだったけれど喋り出せばどうということはなくなった。

客層も数名を除き悪くないし、地元なので共通の知り合いも多く、よくしてくれるお客さんばかりだった。

なんせ働く時間が丁度いい。

19:00~翌1:00(ママの愚痴大会で結構長引くことある)というなんともぴったりな時間。

睡眠時間が長くないとやってられない私としてはとても良い感じでした。

 

しかし、いよいよ嫌な客の嫌がらせに耐えられなくなり、今は倉庫のようなところで夜間作業をしています。

コンビニ商品のピッキング作業

これがまた時間が微妙でして。

1:00~6:00というめっちゃ面倒な感じで、まだ身体が慣れなくてしんどい。

というか23:30頃起きるのがしんどい。

かといっておちんぎんが良いので、他にすぐ変わるのももったいない。

いまぶち当たっているのは、ここでの人間関係。

いわゆるおばさま達が取り仕切っているのだ。

 

私は元来女性が苦手だ。

特におばさんという生き物。

図々しく、暗黙の了解を作り、若者を晒し者にするのが好き。加えて群れをなすのだ。

機嫌でその日の態度が変わり、刺々した言葉を平気ではいてスッキリする。

まさに害悪

私はこの人達と上手くやらねばならんのだ。

労働している5時間だけは上手くやらねばならない。

しかし、その5時間で受けたダメージは労働時間外の私を悩ませる。

 

よく「そんなの気にしなくていい、流しておけばいい」という人がいるな??

できねえから!!!

こちとら毒親のご機嫌うかがって生きて人生過ごしてんだ!!!

他所でもするに決まってるでしょうが!!!

1から10まで受け止めて無理になるしかできねえんだわ!!!

 

人間としての生活が上手くできていない。

上手くできる気がしない。

いままでそうして生きてきたのに、変わることはできるのか?

一歩踏み出せば、逃げ切れるのか?

その先に未来は?

その私はきちんと私?

 

それでも私は死ぬまで生きなければいけない