廃棄コンテナ

産廃としての生き方と呪詛

機能不全家族三姉妹

私は三姉妹の末っ子だ。

長女とは12歳、次女とは10歳離れている。

ほとんどひとりっこのような状態で育ってきたが、両親はきっと男の子がほしかったんだろう。

すまんな。

 

ばっちり機能不全家族で、それに気がついたのは20歳過ぎてからなんですけど、もうそれはそれはすこんと胸に入りました。

なるほど、よかった、普通じゃなかったって。

幼い頃から、姉達や母親の非行や家出を見てきていたので「自分はちゃんとしなきゃ」「いいこでいなければ」っていう呪いにかけられていました。

結果私も精神疾患と手を繋ぎ、脳みそに爆弾を抱えて生きています。

 

長女は毎日ヒステリー。計画性のない子作り、旦那の度重なる不倫。余裕のない毎日を送り、怒鳴り散らし、子供も言うことを聞かなくなった。負の連鎖である。

機能不全家族を見事作り上げた。

 

そうこうしていたら先日、次女が溢れてしまいました。

育児や旦那さんとの言い合い、きっと積もり積もったもの。

14年前に当時の恋人が浮気を謀ったときに、母と私も巻き込んでカーチェイスし、公道リストカットをするような激情型ではあった。

正しくあれと思うのに正しくできない、そういう性格でもあったし。

鬱の仲間入り。

 

私がブラック企業で働いていたとき、そうなったとき、理解できないといいたげだった家族。

自分がそうなって初めてわかるだろう?とおもったけど、そうなってしまったらそんなこと考えられないよね。

 

次女のことはとても心配。

すごくしんどいと思うし、きついし、どうしたらいいかも考えることさえ難しいと思う。

だけど私は次女のこと、次女家族のことを慮ることはできない。

自分のことで精一杯なんだ。

自分の今を維持すること、大丈夫であるようにすることが限界。

薄情だとわかっているけど、なにもしてあげられない。

私がそうだったときも、他人にしてもらうことなんてなにもなかった。

ただ、自分が大丈夫になることを願い、苦しみ続けることしかできない。

 

精神と脳の不具合

私は常に死を選び続けて生きていく。

 

上手くできない

人間としての生活ができない。

できないこともないけれど、上手くできない。

 

例えば「朝起きて仕事に行く」

私は工業高校を卒業してすぐ工場へ就職した。

しかしまあ朝出勤したら帰るのは夜が更けてから。残業まみれの日々だった。

もともとそんな感じはしていたけれど、やはり私は脳ミソと身体が同期しないタイプの人間だった。

頑張れば頑張るほど気が張り、頑張らなければいけないのに身体が上手く動かせなくなって、次第に脳ミソまでずるずると機能しなくなっていく。

「朝起きて仕事に行く」という当たり前ができなくなっていくのだ。

 

そしてバチクソにホワイトと噂の化学工場へ就職するも規律や空気を守ることが上手くできずに早々に退職。

 

田舎のラウンジでウェイトレスをはじめました。

これが身体に合うんですよ。

正直、人と喋ることが嫌いだったけれど喋り出せばどうということはなくなった。

客層も数名を除き悪くないし、地元なので共通の知り合いも多く、よくしてくれるお客さんばかりだった。

なんせ働く時間が丁度いい。

19:00~翌1:00(ママの愚痴大会で結構長引くことある)というなんともぴったりな時間。

睡眠時間が長くないとやってられない私としてはとても良い感じでした。

 

しかし、いよいよ嫌な客の嫌がらせに耐えられなくなり、今は倉庫のようなところで夜間作業をしています。

コンビニ商品のピッキング作業

これがまた時間が微妙でして。

1:00~6:00というめっちゃ面倒な感じで、まだ身体が慣れなくてしんどい。

というか23:30頃起きるのがしんどい。

かといっておちんぎんが良いので、他にすぐ変わるのももったいない。

いまぶち当たっているのは、ここでの人間関係。

いわゆるおばさま達が取り仕切っているのだ。

 

私は元来女性が苦手だ。

特におばさんという生き物。

図々しく、暗黙の了解を作り、若者を晒し者にするのが好き。加えて群れをなすのだ。

機嫌でその日の態度が変わり、刺々した言葉を平気ではいてスッキリする。

まさに害悪

私はこの人達と上手くやらねばならんのだ。

労働している5時間だけは上手くやらねばならない。

しかし、その5時間で受けたダメージは労働時間外の私を悩ませる。

 

よく「そんなの気にしなくていい、流しておけばいい」という人がいるな??

できねえから!!!

こちとら毒親のご機嫌うかがって生きて人生過ごしてんだ!!!

他所でもするに決まってるでしょうが!!!

1から10まで受け止めて無理になるしかできねえんだわ!!!

 

人間としての生活が上手くできていない。

上手くできる気がしない。

いままでそうして生きてきたのに、変わることはできるのか?

一歩踏み出せば、逃げ切れるのか?

その先に未来は?

その私はきちんと私?

 

それでも私は死ぬまで生きなければいけない